あなたの本気を引き出す
『賭け戦略ダイエット』プログラム

中高年のダイエットは若いころよりも大変です。社交やお付き合いもあるでしょう。
家庭でも頂き物のお菓子があったり、子どもが残したものをつい食べてしまったり、大人になると自分の都合だけでコントロールできない事情が増えてしまいます。

一方で、運動量は減り、体力も落ちているので運動で体重を落とすことが難しくなります。
大人は体調管理も求められるので、無理なダイエットは望ましくありません。

賭け戦略ダイエット

そこで、健康的にやせられ、しかも楽で効率のよいダイエットしようと、理想的なダイエット方法を探すようになります。
その「理想的な方法」へのこだわりが、失敗の元凶になっていると思います。場合によっては、理想的な方法が見つからないがゆえに、ダイエットを始められないケースもあります。

大人のダイエットの落とし穴

多くの人が「ダイエット方法」にとらわれすぎているように思います。しかし、どの方法でも効果はあるはずです。世間で受け入れられているダイエットの多くは、科学的な根拠があり、成果が出る方法ばかりだと思います。

とすれば、「やり方」は重要ではありません。
では何が重要でしょうか?
それは、最後までやり抜けるか、つまり「本気」を出せるかが重要です。「本気」でやれば、どの方法でも効果は出るでしょう。

もっと言えばダイエットなんて「本気」になれば簡単です。悩むほどのことではありません。
私も、10年間痩せられませんでしたが、本気になれたら6か月で約15キロ減量できました。具体的なやり方は軽い食事制限と少しの運動という、ごくありきたりなものです。特別なことはしていません。

ご病気の方などを除けば、誰でもできることです。やるか、やらないかだけです。本気を出せれば、だれでも痩せられます。

『賭け戦略ダイエット』
プログラム

あなたを本気でダイエットに向かわせる方略を提案します。

  • ルール1:1週間後の減量体重を決めて、毎日体重をモニタリングしよう
  • ルール2:達成できなかったときは、自分で罰を与えよう
賭け戦略ダイエット

「ダイエット方法」にはこだわらず、体重が減ったという「結果」にとことんこだわってください。方法は、なんでも構いません。体力に余裕がある日はジムワークやジョギングをしたらいいと思いますし、忙しいなら食事制限をしましょう。しっかり栄養を取らないといけない日は、フルーツや野菜を中心にして、脂質と炭水化物をいつもより抑えるといいと思います。

その日その日で、状況が変わります。すべての状況に対応できる万能なダイエット方法はおそらくありません。一つのやり方にこだわっている人は計画が破綻する確率が高まります。

それよりも、もっと「結果」にこだわりましょう。体重を減らすためのダイエットですから、体重が減ればいいんです。「正しいダイエット」を実践することが目的になってはいけません。ダイエット方法に固執せず、体重に固執してください。

罰は、本気で嫌な罰でなければ意味がありません。一人でできて、一番簡単なのは、罰金です。
金額が低すぎると、自制心に作用しません。しかし、金額が大きすぎて生活に支障が出ると困ります。

そこで単なる罰金ではなく、罰金を寄付してください。自分にとって嫌な団体に寄付をするというのはどうでしょうか。
阪神ファンなら巨人に寄付をするとか、第一志望だったけど不合格だった大学に寄付をするなど。倫理的に許される範囲内で、思いつく限り最も嫌なギリギリに寄付をしてください。

また、できるだけ早く現金を用意してください。今すぐ、それが無理なら明日にでもATMに行って現金を引き出してください。
あらかじめ準備をしておくことが大切です。

後でしようと思っても絶対にやりません。そうやって先送りしてきた結果、太ってしまったことを知っているはずです。
「明日から本気出す」は、もう卒業しましょう。

トレーナーの実例

賭け戦略ダイエット

私のとった方法を具体的に紹介します。
毎週1,000円の勝負を、1年間することにしました。そう決めてATMに行き、1,000円札を52枚引き出しました(「52」「千円」と入力すると出てきます)。

それを一つの封筒に入れ保管します。それとは別に、二つの封筒を用意しました。
一週間の目標を達成出来たら1,000円を「勝ち」の封筒に、出来なかったら「負け」の封筒に入れることにしました。

そして家族にこう伝えました。
「1年後、勝ったお金でどこかに出かけよう。ダイエットの成功を一緒に祝ってほしい。
でも失敗したときは、予算が減り、その分は嫌いな○○に寄付するつもりだ」

ダイエットが成功しない人は、私も含めてルーズなことが多く、自分が損をするとしても、「まあいいか」と思ってしまします。
「太っても、誰かに迷惑をかけるわけでないし」という思いが根底にあるはずです。

そんな人間が本気になるためには、「自分にとって本気で嫌なこと」だけでは足りません。
「誰かに迷惑をかける」状況を作ることが大切です。二重に自分にプレッシャーをかけて、本気を引き出してください。

目標は、小さく、短く

もう一つのルールは、「1週間後の減量体重を決めて、毎日体重をモニタリング」することです。
目標は、あえて小さくしてください。どれくらい小さいかというと、「絶対に達成できる」と自信を持てるレベルです。
出来るかどうか、わからない目標に「チャレンジ」する必要はありません。そのパワーは仕事や大切な人のために使ってください。

人は、自分を変えようと決意すると、過剰なまでに大きな目標を掲げがちです。極端から極端に走ってしまうのです。
しかし、突然の大変革は失敗します。あなたも大きすぎる目標を立てて失敗した経験は1度や2度ではないはずです。

「1年間で20キロ痩せる」という目標は、確かに派手で夢があります。でも、一晩寝ると決意したときの想いは薄れています。
仕事で疲れ果て、空腹になれば自制心は弱まり、過去の決意など、もはや意味を持ちません。目の前の温かくおいしそうな食事やアルコール、甘そうなデザートを前にして、「明日から本気出す」モードになり、努力を先送りします。

「1週間で0.4キロ落とす」という目標はどうでしょうか。これなら達成できそうです。0.4キロの減量には魅力を感じないでしょうか。
それでも1年間続ければ、20キロ以上やせられます。

目標は、小さく、短く、区切ってください。
心理学やコーチングでは、「スモールステップ」といって、目標を細分化することが定石になっています。

小さすぎる目標では、あなたはもの足らなく感じ「もっと早く前進したい」ともどかしく思うでしょう。
しかし、そのもどかしさが目標達成へのエネルギーになります。そして、短期間で何度も成功を繰り返すことで、ダイエットに対する自己効力感(自信)を持てるようになり、目標達成を加速させていきます。

スモールステップを達成したら、少しだけ大きな目標にしても構いません。
自分の体調を確認しながら確実に達成できる範囲で、新しい目標を設定してください。

最初の目標設定

これからダイエットを始める方であれば、「1週間、毎日体重を図り記録する」だけでも構いません。「それはダイエットではないだろう」と思ったかもしれませんが、そこから始めてください。どんな小さなことでも習慣にするのは意外と難しいものです。

なお、その際はできるだけ同じ条件で体重を図ってください。
体重が安定するのは、夜なら「夕食後、かつ、入浴後」、朝なら「朝食前」です。日々忙しくしている方は、計測を忘れてしまうかもしれません。アラームなどを設定して、忘れないようにしておくと良いと思います。

運動を習慣づけようと思っている人であれば、「毎日、スポーツウェアに着替える」だけでも構いません。
運動しなくても「着替え」をするだけ。それくらい低い目標からスタートすることをお勧めします。

ばかばかしいと思ったかもしれませんが、仕事で疲れ、家に帰っても家事・育児があれば、着替えのための気力と時間を確保することすら難しいと思います。でも、着替えさえできない人が、運動できるでしょうか?それくらい低い目標から始めてください。

目標は、ばかばかしいほど小さくて構いません。『賭け戦略』で自分にプレッシャーをかけ、必ず勝ち続けてください。
ダイエットはすぐに効果が出ます。2~3ヵ月立つ頃には、あなたの変化に周囲が驚いていることでしょう。

目標設定や、賭けの内容や実行について相談したい場合は、パーソナルサポートの利用をご検討下さい。

パーソナルサポート

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