行き詰まりを突破したい人に、受けてみてほしい心理テストです。
夢に向けて努力することはとても尊いことです。しかし、いつもいつもうまくいくとは限りません。困難に遭遇して諦めてしまいそうになることがありますよね。
根気のなさ
あなたはどれくらい粘り強く努力できるでしょうか?
このテストで3~5つあてはまる人は、諦めるのが早すぎるかもしれません。
心理テストの回答を通じて、努力を継続する方法を知ってください。
継続力
今度は継続力、根性を計るテストです。
3~5つあてはまる人は、とても忍耐強く努力を続けることができているといえるでしょう。
しかし、努力を続けることが必ずじも正解ではありません。あまりにも困難な状況で諦めることができず、固執してしまうと精神的健康を害することがあります。
目標達成のための「柔軟さ」を持っているか、下記心理テストで試してみてください。
困難に対処するには「達成方略の調整」
困難に遭遇した時は、やり方を変えてみましょう。
「あてはまる」が多い人ほど、たくさんのアプローチを持っているといえます。結果的に達成のための努力を継続しやすいでしょう。
うまくいかなかったやり方と同じやり方で何度試しても、うまくいないことが多いでしょう。やり方を変えてみましょう。
このような方略調整は抑うつを避ける傾向があります。また自分の「成長」を実感できるというポジティブな効果を期待できます。人に相談することで、思ってもいなかった方法に気づけることがあります。
少し妥協して「目標水準の調整」を
目標達成が難しいと感じたら、目標のレベルを下げてみましょう。
高すぎる目標設定はかえってモチベーションを下げてしまいます。かといって、低すぎる目標は退屈に感じてしまいます。
ちょうどよいレベルの目標を立てましょう。具体的にいうと、自分の前回のパフォーマンスを少しだけ超えることを目標にするとよいでしょう。
いったんは目標を下げたとしても、努力を継続していると当初の大きな目標もまた見えてくるはずです。
どうしてもだめなときは・・「目標内容の調整」
どうしてもだめなときは、他の事の目を向けてみましょう。
いくらやってもダメで絶望してしまったとき、そんなときに最も心理的な健康に良いのは「目標内容の調整」です。目標内容を調整することが、抑うつを抑え、自己肯定感を強めます。
目標調整とは、「新たな目標を設定すること」です。当初の目標とは異なる新しい目標を見つけ、それに向けて努力を始めることです。
「目標断念」を意味しますが、単に断念した場合は抑うつ傾向が高まったり、自己肯定感を低下させてしまいます。そうならないために、「新しい目標」を探し見つけることが大切です。
絶望的だと感じている状態で努力しても成果は見込めません。無理な目標に固執せず、自分の適性を活かせるよりふさわしい目標に切り替えるというのが精神衛生にとって有効です。
安易に諦めることを勧めるつもりはありませんが、目標を断念することが、新しい目標との出会いを生み出し、自分の可能性を広げることがあるのも間違いのない事実です。
精いっぱい努力したら次のステップに進みましょう。
【参考】人は困難な目標にどう対処すべきか? ─困難な目標への対処方略尺度を作成して─ (心理学研究 2020 年)